スーツの基本01:着こなしのルール

スーツの基本 着こなしのルール
スーツの基本 着こなしのルール

せっかくのいいスーツも、サイズ感が合っていなかったり着こなしを間違えると台無しになってしまいます。
まずは自分のサイズを知り、正しい着こなしをマスターしましょう。

スーツの着こなしのポイント

肩のラインは骨格と合わせる

腕をまっすぐ下へ降ろしたときに袖ぐりや背中に皺が入らず、1cm程のゆとりがあればOK。サイズがオーバー気味だと肩部分が外側に落ち、だらしない印象になってしまいます。

お腹周りは拳ひとつ分の余裕を

最近ではスリムなシルエットが主流ですが、ジャケットのボタンを留めた状態で拳ひとつ分の余裕があれば、動きやすく見た目にもきれいです。

袖丈は1~1.5cm見える長さに

シャツのカフスが大きくのぞいたり、まったく見えないのはサイズが合っていない証拠。腕を自然に降ろしたときにジャケットからシャツが1~1.5cmほど出ているバランスが理想的です。

ウエストはゆとりあるサイズ選びで

ウエストがきついとポケット周りにシワが寄ったり、クリースが乱れてしまいます。身体とパンツの間に指2本分のゆとりがあれば動きやすく、きれいなシルエットに。

背中の横ジワはNG!

横ジワが入ってしまうのはジャケットのサイズが小さい証拠。
姿勢が悪くても不自然なシワが入り、ジャケットの形を損なう原因に。バックスタイルにも清潔感をこころがけましょう。

ヒップがギリギリ見える着丈で

流行に多少左右されるものの、ヒップが少し見えるギリギリのラインが正しい着丈。長すぎるとだらしなく、短すぎると窮屈な
印象に。

ウエスト調整はヒップサイズに合わせて

ウエストはベルトで調整がきくため、パンツ選びはヒップサイズを優先しましょう。太もも部分のクリースがきれいな直線を描いていればきれいなシルエットに仕上がります。

裾丈は1クッションを目安に

長すぎるとだらしない印象になり、ソックスが見えるような寸足らずだと見苦しい印象に。まっすぐ立ったときにワンクッション程度シワが入るのが理想的です。

着こなしのルールにおいて、重要なのは正しいサイズ選びと清潔感といえます。
スーツの基本をマスターし、日々の着こなしに自信を持ってコーデイネートを楽しみましょう!