スーツの基本03:スラックス・パンツ編

スーツの基本 パンツ編
スーツの基本 パンツ編

スラックスのタック(プリーツ)について

タックはつまむという意味があり、ここではズボンの前側にあるヒダのことをさします。タック数が多いほど、腰回りはゆったりしたシルエットになります。

ノータック

ノータック

ヒダがないため腰周りがすっきりとした若々しい印象に。スリムなシルエットが好まれる近年では主流な仕様です。細身体系の方におすすめです。

ワンタック

ワンタック

フロントにヒダが1本入った仕様。ノータックと比べて腰周りにややゆとりがあるため動きやすく、オールマイティーに活躍します。

ツータック

ツータック

フロントにヒダが2本入った仕様。腰周りにゆとりと立体感がうまれ、動きやすくエレガントな印象に。

スラックスのシルエット

ストレート

ストレート

ビジネシーンはもちろんオフスタイルにも、様々なシーンに対応できる定番のシルエット。

テーパード(スキニー)

テーパード(スキニー)

裾幅に向かってスリムに設計されたさらに細身のシルエット。 美しい脚線美を演出します。

ブーツカット

ブーツカット

脚長効果が期待できる、裾に向かって広がるフレアシルエット。ビジネスシーンはもちろん、ドレッシーな着こなしにも活躍します。

スラックスの腰周りの仕様

ベーシック

ベーシック

ビジネシーンはもちろんオフスタイルにも、様々なシーンに対応できる定番のシルエット。

ローライズ

ローライズ

裾幅に向かってスリムに設計されたさらに細身のシルエット。 美しい脚線美を演出します。

シルエットをすっきりみせるため、ややローライズのパンツが最近の主流ですが、腰ばきなど着崩すのはもちろんNG。品格を損なうことなくきちんとウエストで履くことをこころがけましょう。

スラックスの丈について

折り返しがない裾上げをシングル、折り返しがある裾上げをダブルといいます。
フォーマル・ビジネス共に対応できるため、シングルを選ぶ方が多い傾向にあります。
シングルの場合、まっすぐ立った際にワンクッションシワがが入るのが理想的。
ダブルではジャスト丈~ハーフクッション、裾幅が細めだと4~4.5cm、太めだと3.5~4cm取るのが目安です。

シングル

シングル

ビジネシーンはもちろんオフスタイルにも、様々なシーンに対応できる定番のシルエット。

ダブル

ダブル

裾幅に向かってスリムに設計されたさらに細身のシルエット。 美しい脚線美を演出します。

その他の用語

ヒップポケット

蓋付きのフラップポケット、玉縁仕上げのビーサムポケットがあります。左右同デザインや、左記画像のような非対称のデザインのものもあります。